【ハンガリー料理】手作りパスタ「チペトケ」
ハンガリーを代表するスープ「Gulyás leves:グヤーシュ レヴェシュ」に入れる手作りパスタ「Csipetke:チペトケ」
昨日、パプリカパウダーを入れるタイミングで「グヤーシュ」のお味が変わることをお話しましたが。
今日は、そのグヤーシュに入れるパスタ「Csipetke:チペトケ」について。
【ハンガリー料理】「Gulyás leves:グヤーシュ レヴェシュ」のパプリカパウダーを入れるタイミングとは? は、こちらからどうぞ♡
ハンガリーの手作りパスタ「チペトケ」の材料は、小麦粉、卵、お塩。
この材料を混ぜて、つまみながら一つ一つパスタを作っていきます◎
ハンガリー語と日本語の共通点?
あまり馴染みのないハンガリー語。
ハンガリーに来たばかりの頃は宇宙人が話してるのかな〜と思うくらい何もわからなかったのですが。
意外と日本との共通点もあったりします。
例えば。
以前ご紹介しましたが、ヨーロッパでは珍しくハンガリーでは日本と同じように「姓・名」の順番で名前を表記したり。
ハンガリー語の文法が日本語に似ているな〜と感じたり。
似たような単語、お塩が足りない時に「sótalan:ショータラン=塩たらん。」と言ったり。
ハンガリー語でお塩は、só:ショー。
sótalan:ショータランは、お塩が足りないよ〜という意味。
ちょっと面白い共通点がいくつかあったりするハンガリーと日本◎
以前の記事、ブダペストにある「コロンボの銅像」と「Falk Miksa utca: ファルク ミクシャ ウッツァ」ファルク ミクシャ通り。 は、こちらからどうぞ♡
手作りパスタ「Csipetke:チペトケ」の名前の意味とは?
ハンガリーと言えば!「グヤーシュ」
その中に入っているパスタ「Csipetke:チペトケ」
はじめて「チペトケ」という名前のパスタを知った時。
かわいいな〜と思い、すぐに覚えられたのですが。
この「Csipetke:チペトケ」の名前は分解することができて。
- Csipet:チペト =つまむ
- ke:ケ =〜ちゃん、〜くんとか、小さいものに対しての愛称。
小麦粉と卵、お塩だけで作るパスタ生地はかため。
その生地を指でつまんで、丸めて、作ることから生まれたようで。
つまんだ小さいパスタちゃん、のような名前。
すっかり秋めいて、煮込み料理やスープが美味しく感じる季節になってきました。
ここ最近のブダペストは、朝晩は冷え込んで寒いのですが。
日中は爽やかな過ごしやすいお天気。
そんな中歩いていて見つけた、きれいな紫色のお花。
何かな〜と調べてみると。
なんと!ダンギクと呼ばれる日本やアジア原産のシソ科のお花のようです◎
ブダペストの木々の葉も黄色くなり始めたり。
空が秋っぽくなってきたな〜と。
では。
【ハンガリー料理】手作りパスタ「Csipetke:チペトケ」作り方・レシピをご紹介します♡
【ハンガリー料理】手作りパスタ「Csipetke:チペトケ」作り方・レシピ。
:材料:
- 薄力粉 80〜120g※
- 卵 1個
- 塩 5g
※ 薄力粉の量は、卵の大きさによって変えるそうです。
パスタ生地がまとまる量(かため)の薄力粉を入れて混ぜます。
お水を入れないことがポイント◎
:作り方:
1. ボウルに薄力粉、卵、塩を入れてスプーンなどで混ぜます【写真左】
2. 手でこねながらパスタ生地をまとめます【写真右】
3. 指でパスタ生地をつまみ、丸めながらパスタを作っていきます。
4. お鍋にお湯を沸かして、③のパスタを柔らかくなるまで茹でます。※
※ハンガリー人はパスタをそのままスープに入れて、スープを煮込みながらパスタを茹でる方法もありますが。
スープに直接入れる場合、すぐに食べ切らなくてはいけないので、別々に調理しています◎
5. 茹であがったチペトケ(パスタ)をお皿に盛り付けます。
6. スープ(グヤーシュ)を盛り付けて、できあがり♡