フランス料理「豚肉のリエット」
豚のバラ肉をオーブンでじっくりと焼いて、ほろほろになったお肉を使って、パンにつけて食べる「豚肉のリエット」
フランスでは保存食として作られるもの。
今日は、天然酵母パンに添えてちょっとした前菜になるようなものを作りたいな、とフランスのレシピを参考に作ってみました。
フランスのレシピには、オーブンで焼く時間は、4時間半!と書かれていましたが、、
今日は4時間、150℃の温度でお肉が骨からするりと取れるくらい柔らかくなるまで焼いてみました。
焼きたての天然酵母パンにのせて、とっても美味しくいただきました。
おつまみにもなりますが、ちょっとした前菜や、軽食にも◎
材料は、豚バラ肉、玉ねぎ、にんにく、白ワイン(辛口)、塩、こしょう、ローリエ、タイム、セージ。
この全ての材料をフタのついた耐熱容器でじっくりと焼き上げました。
柔らかくなったお肉と、焼きあがったお肉のエキスを別にして、一晩冷蔵庫で休ませます。
すると、煮こごり(ゼリー)のようにお肉のエキスとラードが白く固まります。
ラードも保存用に使うので大事にとっておいて。
煮こごりをお肉をほぐしたものと混ぜて、馴染ませたら、瓶に詰めて。
長期保存したい場合は、ラードをリエットの上に流して完成!
さらに。このリエットは2〜3日冷蔵庫でおいておくとお味が馴染んで美味しくなるそうです◎
長期保存用のラードについて。
フランスでは、豚バラ肉とラードを購入して、リエットが完全に密閉されるようにたっぷりラードを流し入れるようです。。
私は豚バラ肉から脂(ラード)がたっぷり出てくると思い、ラードを別に購入しませんでした。。
結果、リエットを長期保存するためには足りなかったです。。
今回は、友人に天然酵母パンとリエットをプレゼントしたかったので、彼女の分だけラードを入れて、、あとはすぐに食べる分と冷凍保存にしようと思います。
フランスのレシピは豚バラ肉2kgで作るたっぷりレシピでしたので、今回は作りやすい1kgの分量のレシピを記載したいと思います。
焼きたてパンにリエットは、ワインと相性が抜群!
フランスのワイン、ボジョレーなどにもぴったりのおつまみ◎
では、フランス料理「豚肉のリエット」作り方・レシピをご紹介します♡
フランス料理「豚肉のリエット」作り方・レシピ。
:材料:
- 豚バラ肉(できれば骨つきがあると◎) 1kg
- 玉ねぎ 大1個
- にんにく 2〜3片
- ローリエ 1枚
- タイム お好みで
- セージ お好みで
- 白ワイン(辛口) 200cc
- 塩 お好みで
- こしょう お好みで
:作り方:
1. 耐熱容器(フタのついたもの)に、豚バラ肉、玉ねぎ、にんにく、ローリエ、タイム、セージ、塩こしょう、白ワインを入れます。
2. 150℃のオーブンの下段で約4時間焼きます。
3. お肉を別の容器に取り出して、フォークなどでほぐしていきます。
※お肉がかなり柔らかいので簡単にほぐれます◎
4. 豚バラ肉を焼いて出たエキスは、粗熱が取れたら保存容器などに入れて一晩冷蔵庫で寝かせます。
5. 一晩冷蔵庫に入れておくと、ラードと煮こごり(ゼリー)のように固まっています。
これをラードをきれいに剥がして、とっておきます。
6. お鍋にほぐしておいたお肉と煮こごり(ゼリー)を一緒に入れて、煮ていきます。
しっかり混ぜて馴染んだものが、こちら♡
7. 空気が入らないように瓶に詰めていきます。
8. ラードを溶かしたものを上から流していきます。
9. 粗熱をとり、冷蔵庫で冷やし固めます。
10. パンなどにのせて、できあがり♡