【ハンガリー料理】牛肉のトマトとパプリカの赤ワイン煮込み。
牛肉を使って、赤ワインでコトコトと煮込むハンガリー料理。
Vörösboros marhapörkölt:ヴルシュボロシュ マルハプルクルト。
長〜い料理名ですが、意味はシンプルに「赤ワインの牛肉煮込み」
Vörösboros:ヴルシュボロシュ=赤ワインの
marha:マルハ=牛肉
pörkölt:プルクルト=煮込み。
ちなみに、ハンガリー語でワインは、Bor:ボル。
赤ワインは、Vörösbor:ヴルシュボル。
白ワインは、Fehérbor:フェヘルボル。
ハンガリーは農業大国。
お野菜もとっても美味しいですが、果物もとっても美味しくて。
土がいいのかな〜と思いますが。
その土からなるぶどうから造られる、ハンガリーの美味しいワインもたくさん◎
以前の記事、豚肉とトマトとパプリカの煮込みの際に、牛肉の煮込みの時はたくさん赤ワインを使うことをお話しました。
今日は、しっかり赤ワインを使って作っていきます◎
以前の記事、【ハンガリー料理】豚肉のトマトとパプリカ煮込み:Sertés pörköltとハンガリーの手作りパスタ:Nokedli。 は、こちらからどうぞ♡
ハンガリーのクリスマス?
だんだんと年の終わりに近づき、例年だとブダペストはクリスマスマーケットやホットワインを売る屋台などで賑わって、クリスマスムード一色になるのですが。
今年は、とっても大人しい雰囲気。
だんだんとコロナウィルスの規制も厳しくなってきていて、閑散としています。
今日は、忙しくなる年末を考えて、牛肉のトマトとパプリカの赤ワイン煮込みは保存用に作りました。
ほんの少しだけお味見をして、あとは冷凍保存しました◎
そのまま食べても美味しい一皿に◎
さらに、作って保存しておくと、、とっても簡単にグヤーシュが作れるんです!
お水とカットしたお野菜を足して、味付けをすれば、できあがり♡
以前にもパプリカとトマトの瓶詰め「Lecsó: レチョー」から簡単にグヤーシュを作る方法をご紹介しましたが、今回は牛肉を先に煮込んで保存しておきます。
以前の記事、ハンガリー料理「グヤーシュ」スープを簡単に作る方法。 は、こちらからどうぞ♡
そのまま「牛肉のトマトとパプリカの赤ワイン煮込み」を食べる場合は、茹でたじゃがいもを添えたり、ハンガリーの手作りパスタNokedli:ノケドリを合わせて食べることが多いハンガリー料理◎
赤ワインと牛肉の旨味た〜っぷりのソース。
ソースが美味しくて手作りパスタを食べ過ぎてしまう危険があります。。
ハンガリー人の友人のレシピはとってもざっくり。
赤ワインも好きなだけ入れて!なんて言っていましたが、、
牛肉のトマトとパプリカの赤ワイン煮込みの作り方・レシピをご紹介します♡
【ハンガリー料理】牛肉のトマトとパプリカの赤ワイン煮込み。作り方・レシピ。
:材料:
- 牛肉(今日はもも肉を使用) 1kg
- 玉ねぎ 3個
- にんにく 2片
- トマト 2個
- パプリカ 2個
- 赤ワイン(辛口) 約200〜300cc お好みで
- 塩 お好みで
- こしょう お好みで
- パプリカパウダー 大さじ2〜3
- ローリエ 1枚
- クミンシード 小さじ1
:作り方:
1. 牛肉の白い部分を取り除いて、一口大にカットします。
※牛のスネ肉を使用することが多いですが、今日はお肉屋さんオススメのもも肉を使用。


2. にんにく、玉ねぎをざっくり粗みじん切りにします。
3. お鍋にオリーブオイル(大さじ2)を入れて、②のにんにく、玉ねぎを炒めます。
4. 玉ねぎがしんなりしてきたら、①の牛肉を入れて、塩こしょうをして炒めます。
5. トマト、パプリカをざっくり角切りにします。
6. お肉の表面に火が通った感じになったら⑤のトマトとパプリカを加えて混ぜます。


約10分後、これくらいの水分が出てきます。
お水は全く入れていません◎
さらに20分ほど煮込みます。
7. 赤ワイン、ローリエ、クミンシード、塩こしょうをお好みで入れて、フタをして弱火で煮込みます。(約2時間)
約2時間後。
牛肉が柔らかくなってきました。
8. お肉が柔らかくなったら、パプリカパウダーを入れて混ぜて弱火で煮込みます。(約10分ほど)
9. お味見をして、塩こしょうで味を整えたら、できあがり♡