ハンガリーの祝日。
今日、10月23日はハンガリーの祝日。
ハンガリーにとって大きな出来事があった日で。
1956年10月23日、ソ連の支配に対抗して民主化を求める人々のデモが起きた「ハンガリーの動乱」ハンガリーの革命が起きた日。
そして、1989年10月23日は現在のハンガリー共和国としての社会主義が終わった日。
毎年、ブダペストやハンガリー各地ではこの祝日のイベントが催されるのですが、
今年はコロナウィルスのためほとんど中止。
23日、祝日はお店がほとんど閉まってしまうので、昨日は買い出しに行ってきました。
スーパーのお菓子の材料コーナーでは、今日のために?手作りケーキの材料を探しているたくさんのハンガリー人の方々。
ワインのコーナーもワインを選んでいる人々がたくさん!
祝日の今日は、お菓子をお家で作ってワインで乾杯といった感じでしょうか。
ハンガリーの牛肉。
祝日なので、というわけではありませんが。
今日は、お肉屋さんにステーキ用のお肉をお願いしていた牛肉のお話。
いいお肉が入ったら、ステーキ用のお肉をお願いします!と話すと。
いいお肉?!
日本のような霜降りのものはなかなかないよ〜ハンガリーには。と笑って返されました。
ハンガリーのお肉は、お肉!という感じの肉肉しい濃〜いお味。
大好きな赤身のお肉、本当に真っ赤な赤身。
牛を一頭買いしたものをさばいて、サーロインの塊肉をカットしていただきました。
サーロインはハンガリー語でhátszín:ハートシーン。
臭みがなく、ピッカピカのお肉。
ステーキには最高のお肉!焼く前からワクワク♡
白い筋の部分をきれいに取り除きます。
焼く直前になったら、塩こしょうをします。
ステーキを焼く。
ステーキを焼く前に、必ずお肉を1時間ほど室温にならしてあげます。
ここがポイント◎
そして、牛脂。これを入れると香りが全然違う。
牛脂はハンガリー語でMarha faggyú:マルハ ファジュー。
フライパンを熱していきます。
オリーブオイルと牛脂をカットしたものを入れて、あつーくなってきたら、にんにくとお肉を入れます。
片面が焼けてきたら、ひっくり返します。
お好みの焼き加減になるように、、♡
ジュッと焼いていきます。
ステーキ片面の焼き時間の目安。(お肉の厚さによっても違いますが、大体の目安です◎)
- レア 1分
- ミディアムレア 2分
- ミディアム 3分
- ウェルダン 4分かそれ以上。
焼けてきたら、ソースの準備!
本当は、ブランデーやウィスキーでフランベして作りたいところですが。。
あいにくどちらもなかったので。。
なんと!ビールを少し使いました。あとは、お醤油とバター。
赤ワインの選択肢もありましたが、、あえてさっぱりとビールにしてみました。
なかなか美味しくてびっくり◎
付け合わせ「十六ささげのにんにくソテー」
付け合わせは、粉吹き芋と人参グラッセ、十六ささげ?というお豆をにんにくと一緒にソテーしました。
十六ささげ、はじめて見たのでその異様な長さ(約50cmくらい)のお豆にびっくりしましたが。。
日本にもあるお豆なのですね。
5cmくらいの幅にカットしていきます。
フライパンにオリーブオイルを入れて、にんにくを炒めて、香りが立ってきたら十六ささげも加えて。
50ccくらいのお水を入れて炒めます。
最後に塩こしょうをしてできあがり♡
保存容器に入れて、作り置きにも◎
十六ささげ、歯ごたえがあって美味しいお豆ですね。
にんにくの香りのソテーはステーキにもぴったり◎
ハンガリーの祝日に、ハンガリーのサーロインステーキ。
お肉屋さん、日本人の私にハンガリーの美味しいお肉を!と用意して下さって感謝です♡
シンプルにジュッと焼いて、美味しくいただきました♡