オーブンで焼く「ビーツのまるごと焼き」とハンガリーのビーツサラダ「Céklasaláta:ツェークラシャラータ」
新鮮なビーツを市場で見かけるようになってきました。
そんなビーツを使って、ハンガリー風に食べる方法!
ビーツのオーブンで焼く「ビーツのまるごと焼き」
そして、まるごと焼きを使ってのハンガリーのビーツのサラダ「Céklasaláta:ツェークラシャラータ」のレシピをご紹介します。
捨てるところは全くなく。
ビーツの葉と茎、根も全部美味しくいただきます◎
ビーツとの出会い。
ハンガリーに来て間もない頃。
はじめて新鮮なビーツを見て、何者かわからないけれど、、美味しそう!と購入。
お鍋でまずは茹でてみよう!と洗って、皮付きのまま丸ごとお鍋へ。
1時間茹でてもなかなか柔らかくならないし、味は甘いし、、茹でているお湯はどんどん赤紫色に。。
なんだろう??と正体不明のまま、、そんなビーツを使ってケーキを焼いてみました。。
焼いたケーキを持って、ハンガリー人の友人宅に伺った時。
ビーツのケーキ!?と驚いていたみんなの顔は今でも忘れません。。
ケーキを焼くという発想はなかったようで。
ビーツの栄養。
ビーツの季節が来ると。
農家の友人は、「栄養豊富で、身体にいいから、食べて!」とビーツを勧めてくれます。
栄養素は、ビタミンC、カリウム、マンガン、葉酸、食物繊維など。
活性酸素から体を守ってくれる抗酸化作用があるお野菜。
免疫力を高めるためにも、身体のために積極的に摂取したいお野菜ですね。
そんな新鮮なビーツを先日市場で発見。
採りたてビーツ、美味しいよ〜!っと勧めていただいたビーツ。
土がついた状態で、本当に採りたて!といった感じ。
きれいによ〜く洗って。
葉と茎、根を分けていきます。
ビーツの根をオーブンで焼く。
天板にオーブンペーパーをのせて。
ビーツの根は、アルミホイルに包み、天板の上に並べます。
170℃のオーブンで約1時間焼きました。
イメージとしては、焼き芋のような。
ビーツを食べる方法としては、茹でるか、オーブンでまるごと焼くことが多いのですが。
オーブンで焼くとホクホクとして、好きな食べ方の一つです♡
ビーツの葉と茎は、5cm幅くらいにカットして。
オリーブオイルでにんにくをさっと炒めて。
ビーツの葉と茎を入れて、塩こしょうでソテーして。
シンプルにいただきます♡
ハンガリーのビーツのサラダ「Céklasaláta:ツェークラシャラータ」
さて。
さらにこのオーブンで丸ごと焼きの残ったものをハンガリーのビーツのサラダ
「Céklasaláta:ツェークラシャラータ」を作ります。
ハンガリー語の意味は、
Cékla:ツェークラ =ビーツ
saláta:シャラータ =サラダ
ハンガリー語を直訳すると「サラダ」となりますが。
これは、ピクルスに近い感じ。
甘酢とクミンシードでさっと味付けします。
ハンガリーのビーツのサラダ「Céklasaláta:ツェークラシャラータ」作り方・レシピ。
:材料:
- ビーツ お好みで (今日は小ぶりのビーツを6個使用)
- 塩 小さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 酢 大さじ2(今日はリンゴ酢を使用)
- クミンシード 小さじ1
- お水 250cc
:作り方:
1. ビーツ(オーブンでまるごと焼き、お湯で茹でて加熱して柔らかくなったもの)の皮を剥きます。
2. ビーツをスライスして保存容器に入れます。
3. お鍋に、お水を入れて沸騰したら火を止めて、塩、砂糖、酢を入れて混ぜ合わせます。
4. 保存容器に③を入れて、クミンシードを入れ、混ぜ合わせます。
5. できあがり♡
出来上がった、ビーツのサラダ(ピクルス)はすぐに食べることもできますが。
4〜5日置いておくと味がしっかりとしみて美味しく食べられる、とハンガリーでは言われています。
オーブンで焼く「ビーツのまるごと焼き」と、
ハンガリーのビーツサラダ「Céklasaláta:ツェークラシャラータ」
これからどんどん寒くなってくる季節に向けて、ビタミンなど栄養豊富なビーツを美味しくいただきたいですね◎