真っ赤なきれいなお花は?
今年の5月末にお散歩をしていて見つけた、真っ赤なきれいなお花。
なんだろう〜っと思って、写真に収めていた一枚。
今日はその謎のお花が「ざくろ」だった!というお話。
5月末から気になって、その木の横を通るたびに様子を伺っていました。
6月に入り、お花は開花し、なんともエキゾチックなお花。
暑い夏を過ぎ、秋になって。
お花が実になってきました。
実になって、はじめてようやく何者か正体が判明!
真っ赤なお花の正体は、「ざくろ」
ざくろは食べたことはあっても、お花も成長の過程も見たことがなかったので。
ちょっと感動。。
実の色はまだ緑色ですが、少しづつ大きくなってきています。
ざくろ。
「ざくろ」のこと、ちょっと気になって調べてみました。
ざくろは、ハンガリー語で、Gránátalma:グラナータルマ。
厚い皮に覆われたざくろを剥くと、白い薄皮のようなものの下にたくさんの種?実が出てきます。
ミソハギ科のザクロ属の落葉樹。高さは5〜6m。
原産地は中近東の説と、西南アジアと南ヨーロッパの説があって。
世界中で観賞用や、食用として栽培され、
ざくろの果実は9月〜12月にかけて収穫される。
そして、なんとざくろの皮と果汁は、何年も前から絨毯の染色に使われているそう。
ざくろの天然染料はきれいな黒いインクになるとか。
さらに、他の植物と混ぜると他の色も作れるようです。
日本でも見たことがなかった「ざくろ」の木。
ハンガリーでもざくろの木は珍しい。
女性にいいフルーツ、というイメージでしたが。
女性だけではなく、ざくろの栄養はとっても豊富!「スーパーフード」のようです。
栄養が豊富なざくろは、ジュースにしたり、サラダや、お肉料理に合わせて調理したり、といろいろ使ってみたいですね♡
ざくろの効能は、先日ご紹介したハンガリーの黒いトマトにも含まれていた「アントシアニン」や「タンニン」などポリフェノールがたっぷり含まれていて。
老化の原因になる活性酸素を抑える抗酸化作用があるそう♡
だんだん秋が深まって。
ざくろの実の色も緑からオレンジに色づいてきました。
なかなか見ることのなかった木になる「ざくろ」
積極的に食べることもあまりなかったのですが。。
これを機会にサラダやジュースなどにして、スーパーフード!いろいろ試してみたいと思います♡