ハンガリーの田舎もも。Paraszt barack:パラストバラツク。

青空マーケットで買った、梅のような桃の話。

先週、マーケットに行った時に見つけた「桃」らしき果物。

ころっと小ぶりで可愛らしいその果物は梅に似ていて。

農家の方は、「ほろ苦くて、少し酸っぱいよ〜」と言う。

もしかして、梅！？と尋ねると、、

売っていたおばさんは、桃だよ。と。

梅干し漬けたいな〜っと梅を探していたので、どうしようかな〜っとその場を離れる。

マーケットの中を見て歩くうちに、梅は見つからないけれど、美味しいものでどんどんエコバッグがいっぱいになり。。

結局、買わなかったその桃。

気になって、、昨日、また同じその桃を見つけて、買ってきました！

名前は「田舎もも」。

ハンガリー語でParaszt barack:パラストバラツク。

この田舎もも。ハンガリーに昔からある古い桃の種類のひとつで、放っておけば花が咲き、実がなる。強い種類のようです。

ももの中に入っている種を出して、土に植えれば、生えてくるそう◎

農薬も何もしてない桃だから、皮も食べられるよ〜とお味見をいただきました。

お味は、甘酸っぱい桃！

残念ながら、梅ではなかったので、梅干しではなく。

農家のおばさんのオススメの食べ方、もものジャムを作ることにしました。

皮も食べられるよ〜とお味見させていただいた、田舎もも。

皮の表面は毛がぽよぽよと生えています。

この田舎ももに限らず、ハンガリー人は桃を食べる時、皮を剥かずにそのまま食べる方も多く、、改めてすごいな、と。

早速、購入した田舎ももでジャム作り！

桃をカットして、ジャムにして瓶に詰めるまで1時間以内で終わる簡単レシピ。

田舎ももの色は濃〜い黄色！

熟れたももはやっぱり甘い♡

少しほろ苦い感じもしますが、ももの香りがふわ〜っと広がるので、そこまで気にならない程度。

ジャムを作るために、皮を剥き、カットしたものはこちら。

皮を剥いて、種を取り除いた重さは、約1kg。

ももを洗って、ジャムを瓶に詰めるまで1時間かかりませんでした◎

10%のお砂糖でコトコト30分ほど煮て出来上がったジャムはこちら♡

早速、自家製天然酵母パンの上に、先日のベルギー産バター【Les Prés Salés Camarque:レプレサレカマルグ】とできたての田舎もものジャムをのせてお味見♡

田舎もものほろ苦さと香りと甘さ。

バターの濃厚なお味とカマルグのお塩とバターと合わさって◎

もものジャムとはちょっと一味違う美味しさ。

これはたくさんナッツの入ったケーキに添えても美味しそう！

もうすぐ10月。桃の季節も終わり、今年最後の桃は、田舎もも。

いくつか瓶に詰めたものをすぐ食べてしまわないように。。美味しく大事にいただこうと思います♡

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