小麦粉と天然酵母パン。
今週のお題「もしもの備え」
「もしもの備え」いろいろ必要なものはたくさんあるけれど。。
ジャムや、トマトソースなど瓶に詰めて保存したり、自家製天然酵母とその天然酵母を使って作る天然酵母パン。
そして、大豆から自家製納豆を作ることなど。
はじめての納豆作り!こにはめもの記事を取り上げていただきました。ありがとうございます♡
「納豆」は、自宅で作れる! 自作レポートやオススメの「納豆おやつ」など、「納豆」にまつわるブログを集めました - 週刊はてなブログ
手作り納豆も「もしもの備え」のひとつですが、
いろいろある中で、今年に入って一番大活躍してくれているのは小麦粉。
小麦粉を使って作る天然酵母、その天然酵母と小麦粉を混ぜて作る天然酵母パン。
今年の春、コロナウィルスのおかげでハンガリーではパンを焼くための強力粉とイースト菌がスーパーやお店などで売り切れ。。
全く手に入りませんでした。
ハンガリー人は緊急事態の備えとして、まずはじめに「強力粉とイースト菌」を買い込んだようです。
ハンガリーではお米もよく食べられますが、ほとんどパンが主食。
私もパンを焼くために強力粉とイースト菌を探す毎日。
いろんなお店やスーパーで探してもなくて、パン屋さんで「強力粉とイースト菌ありますか??」と聞いてしまうくらい。。
さすがにパン屋さんにはパンは売っていても、強力粉とイースト菌はなく。。
そんな時に、チェコ人の友人が「小麦粉で作った自家製天然酵母でパンを焼いたよ!」と、とっても美味しそうなパンの写真とともにメッセージがきました。
私もこんなパン、焼いてみたい!と、天然酵母作りを開始。
材料は小麦粉とお水だけ。
本当に作れるのかな〜!?と半信半疑ではじめたのが、今年の春。
強力粉が手に入らなかったので、薄力粉で作りはじめました。
今でもその天然酵母を冷蔵庫に大事に保管しています。
保管している天然酵母を冷蔵庫から出し、週に1度、忘れずに小麦粉とお水を入れて混ぜるだけ。
これで天然酵母は生き続けてくれるみたいです。
半年ほど経ちましたが、今も元気な天然酵母を使ってパンを焼いています♡
天然酵母パンを焼きたい時は、パン生地を作る前日の夜に、冷蔵庫から30gくらいの天然酵母を取り出し、熱湯消毒したきれいな瓶に入れます。
(天然酵母のために瓶の温度が冷めてから入れるようにしています)
そこにパン生地を作る際の必要な分量になるように、小麦粉とお水を入れて、常温に放置。
天然酵母を元気にしてあげます。
一晩(約8〜10時間)置いておくと、ぶくぶくと気泡が出てきます。
これが、天然酵母が元気に働いている証拠。
この天然酵母を使って、パン生地作りをします。
パン生地作りの発酵が終わったあと、すぐに焼くことも可能ですが、
私は一晩冷蔵庫で休ませ、次の日の朝に焼くというオーバーナイト法という方法で焼いています。
こうすると、天然酵母の独特な風味ともっちもちなパンをより美味しく味わえるような気がします♡
【天然酵母パン】基本の天然酵母パン作り。パン生地を作る。 - こにはめも
日本でも小麦粉とお水だけで天然酵母ができる?
日本にいる私の友人に天然酵母パンの感動と作り方を伝えたところ、
小麦粉とお水で天然酵母を作って(育てて)、天然酵母パンを焼いたよ!と美味しそうな天然酵母パンの写真を送ってくれました!
ちょっとフランスパンのような天然酵母パン、美味しそう♡
ハンガリーの天然酵母パン作りをもっと簡単にできないかな〜っと試行錯誤して誕生したレシピ。
遠く離れた日本でも同じように、パンを焼いて、美味しい!と喜んでもらえるのは本当に嬉しいです。
友人の許可を得て、写真をご紹介します。
そのパンはこちら♡