ハンガリーの世界遺産『ドナウの真珠』
ハンガリーで一番最初に世界遺産に登録された、ブダペストの「ドナウ河岸とブダ城地区」
ブダペストはドナウ川を挟んで丘の上に王宮のある「ブダ地区」と国会議事堂のある「ペスト地区」に分かれています。
ドナウ川に沿って歩きながらの眺めは、
ブダ側にある王宮やくさり橋などの夜景がキラキラ輝いているようで、
『ドナウの真珠』と呼ばれていることを納得できる美しさ◎
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ドナウ川沿いを日中お散歩。
ペスト側のドナウ川沿いにはホテルやレストランなどが立ち並び、
日中は夜の絶景とはまた違ったドナウ川の眺めを見ながら、
お散歩を楽しめる並木道になっています。
お天気は快晴!過ごしやすい気温で最高のお散歩日和の日。
ブダの王宮とドナウ川を眺めながら歩いていて、なんだろう??と目にとまったものがあります。
いつもは通り過ぎてしまっていたのですが。。
並木道にぽんっと置かれている、ブロンズの模型。
ブロンズの模型の場所から見える見える景観 (ブダの王宮、くさり橋など) が彫刻されたもの。
そして、世界遺産登録の表記がされているもの。
世界遺産登録と点字。
「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区」の世界遺産登録されたのは1987年。
のちに、「アンドラーシュ通りとその地下鉄」も2002年に世界遺産に拡大登録されたそうです◎
その世界遺産登録を表記したものの横に、
何気なく置いてあるドナウ川の景観の模型。
よ〜く見てみると、その模型の中にひとつひとつ点字で景色の説明がされています。
多くの人に彫刻を通して風景を伝える。
この模型はハンガリーの彫刻家 Farkas Ádám :ファルカシュ アーダームさんによって造られたもの。
たくさんの受賞歴がある彫刻家の方で、
この作品は、目の不自由な方が手で触って、その景色を感じてもらうために、忠実に風景を再現して造られたものだそうです。
彼のこのような作品は、ここのドナウ川の景観だけではなく。
ブダペストの観光名所といわれる国会議事堂、ブダ側にあるマーチャーシュ教会、ゲッレールトの丘の上からの景観、動物園の地図などでも見つけられるそう!
「多くの人に彫刻を通して風景を伝える」
ブダペストの中でそんな素晴らしい彫刻を見つけながら歩くのも、また楽しいかもしれません◎