夏のハンガリー家庭料理「 Lecsó: レチョー」とは?
パプリカとトマト。
ハンガリー料理に欠かせない夏野菜!
パプリカとトマトをベースにいろいろなハンガリー料理を作りますが、
夏になるとどこの家庭でも必ずと言っていいほど作られる、
ハンガリーの家庭料理「Lecsó: レチョー」
材料はいたってシンプル!
たくさんのパプリカとトマトと玉ねぎ。
そして、ハンガリーのソーセージ Kolbász:コルバースとパプリカパウダーを加え、
それにお米を混ぜてリゾットのようにして食べる「Rizses lecsó: リジェシュ レチョー」
または、たまごと混ぜて、パンを添えて食べる「Tojásos lecsó: トヤーショシュ レチョー 」があります。
今日はそのベースとなる「Lecsó: レチョー」を作ります◎
ハンガリー人に欠かせない夏野菜。
今が旬のハンガリー特産パプリカとトマト。
7月中旬もすぎ、市場やスーパーでは黄色やオレンジ色のパプリカや
真っ赤なトマトが色鮮やかに山積みになって売られています。
市場に行くと、ハンガリー人の方々が2kgや3kgと大量のパプリカとトマトを購入する姿も見られるようになりました。
ハンガリー特産パプリカはビタミンCがとっても豊富。
そのパプリカをきっかけにビタミンCを発見してノーベル賞を受賞したのは、、
実は、ハンガリー人の方!
以前の記事、 ノーベル賞受賞のきっかけ?ハンガリー特産「Paprika:パプリカ」こちらからどうぞ♡
冬に向けて瓶に詰めて保存する Lecsó: レチョー。
ハンガリーでは、夏の間に旬のパプリカとトマトで大量にLecsó: レチョーを作り、瓶詰めにして冬のために保存したりします。
たくさんの太陽の光を浴びて育った、旬のパプリカもトマトもジューシーでとっても濃厚。
大量に作る時は手間はかかりますが、それを冬に向けて保存し、お料理に活用できるのは便利!
瓶に詰めておくと長期保存が可能!そして、冬には味わえない夏野菜を使えて◎
ハンガリーを代表するスープ「グヤーシュ」を作る時にも、保存している瓶詰めの Lecsó: レチョーから簡単に作ることができて◎
ハンガリー人直伝!本場「Gulyás: グヤーシュ」の作り方はこちらからどうぞ♡
ハンガリーの家庭料理 「Lecsó: レチョー」作り方・レシピ。
ハンガリー人の友人から教わったとっても簡単なトマトとパプリカで作る、ハンガリー料理のベースにもなるLecsó: レチョーのレシピをご紹介します。
Lecsó: レチョー
:材料:
- パプリカ 500g
- トマト 500g
- 玉ねぎ 1玉
- 塩 少々
- コショウ 少々
- オリーブオイル
:作り方:
- 玉ねぎをみじん切りにして、オリーブオイルをひいたフライパンで軽く炒める。
- パプリカを輪切り、トマトはぶつ切りにする。
- ①にパプリカとトマトを入れ、軽く混ぜ塩、コショウを加え炒める。
- フタをして、約5分〜10分煮込む。
- できあがり♡
※ 保存したい場合は、瓶を熱湯消毒したものを用意しておき、できあがり次第、瓶の中へ入れます。フタをする前にオリーブオイルで表面を覆うように入れ、フタをして保存用に。
ハンガリー家庭料理「 Lecsó: レチョー」を瓶詰め保存する方法。
は、こちらからどうぞ♡